【比較一覧表あり】ひかりとり紙と相性のよい5つのおススメのり

基礎知識

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ひかりとり紙と相性のよい5つのおススメのりを紹介します! 

 ① (テープのり) コクヨ ドットライナー貼ってはがせるタイプ

 ② (スティックのり) トンボ鉛筆 しわナシPIT

 ③ (スティックのり) プラス スムーズプリット

 ④ (スティックのり極細) トンボ鉛筆 消えいろPITほそみ

 ⑤ (スティックのり極細) ヤマト カラーグルースティック

 

↓ 5つのおススメのりをサラっと紹介、動画で見たい人はこちら(各のりの詳しい説明は下に続く動画を見てね)

 

【おススメ1】コクヨ ドットライナー貼ってはがせるタイプ

ひかりとり紙のメーカー、クラサワさんがおすすめするテープのりです。
★ 特徴

 

・修正テープのような形をしています。

 

・コロコロっと横へ引くと、のりのぶつぶつ(ドット)が紙にくっつくという仕組みです。

 

・8.4mm幅、16m巻きです。詰替えあり。

 

★ メリット 3つ 

 

1.とてもラクに使えて、手を汚しません。小学生以上の子どもは面白がって使うことが多いです。

 

2.貼って剥がせる、弱粘着タイプなので、ひかりとり紙のように薄くて柔らかい紙でも、剥がして貼りなおしやすいです。

 

※コクヨさんからはたくさんの種類のドットライナーが出ています。強粘着タイプのものと間違えないようにしてくださいね。

 

3.他のテープのりに比べて、絡まりにくく、壊れにくい実感があります。

 

★ デメリット 3つ

 

1.未就学の子どもや、年配の方には使いにくいことが多いようですね。

 

2.テープのドットが光に透けて見えてしまうので、仕上がりが気になるという人もいます。

 

3.5つのおススメのりの中では、一番ランニングコストがかかります。

【おススメ2】トンボ鉛筆 しわナシPIT S

ひかりとり紙のメーカー、クラサワさんがおすすめるスティックのりです。

 

★ 特徴

 

名前の通り、紙を貼り合わせた時にシワができにくいです。普通のスティックのりに比べ、水分が少ないため、ダマができにくいという特徴があります。しわナシPITにはいろいろな大きさがあります。ひかりとり紙には一番小さいSが使いやすいです。中身は10g。

 

★ メリット 3つ 

 

1.ダマができにくいため、貼り合わせが綺麗にでき、仕上がりがよいです。貼った後の仕上がりは、5つののりの中で一番しっかりとしたのりづけのように実感しています。

 

2.貼ってすぐなら、剥がして貼りなおすことができます。

 

3.水分が少ないため、手についた時、普通のスティックのりよりはべたつきが少ないです。

 

★ デメリット 

 

1.水分が少ないため、塗るときに少し硬く感じて力が必要に感じる人もいます。ちなみに私は力が強いなので、しわナシPITくらいの硬さでちょうどいいです。

 

2.水分が少ないため、乾きやすいです。キャップをきっちりしめてなかったり、長い間使わないと干からびてしまうことがあります。干からびたら、上から数ミリをカットしてあげると、使えることがもあります。

 

3.スティックのりの直径が1.7㎝くらいあるので、折り目からのりがはみ出すことがあります。乾けばべたつきませんが、仕上がりを重視するベテランさんからは、はみ出すのが気になるという声もあります。

 

【おススメ3】プラス スムーズプリット

メルマガの読者さんから使いやすいと口コミをいただいたのりです。

 

★ 特徴

 

文字通り、スムーズで滑らかに塗れるのりです。小さいサイズの10g入りがおすすめです。

 

★ メリット 3つ 

 

1.力を入れずに、のりづけ作業ができます。楽な力でのりづけしたい人におすすめです。少しの力ですっと伸びるのりです。のりを出しすぎて力を入れて塗ってしまうとダマができることがあります。

 

2.しっとりしていながら、ダマができにくいため、ひかりとり紙を貼り合わせた時に仕上がりが綺麗です。

 

3.コストパフォーマンスがよいですし、100均に売っているので、手に入れやすいという情報もあります。大勢のイベント、子どもむけの工作には向いていると思います。

 

★ デメリット 4つ

 

1.しわナシPITよりも水分が多いため、ひかりとり紙を貼り合わせた時に紙が水分でふにゃふにゃしたり、よれることがあります。乾けばパリっとします。

 

2. しわナシPITよりも水分が多く、紙にすぐ貼りついてしまいます。貼りなおすときに剥がすのが難しいです。

 

3.  しわナシPITよりも水分が多いため、手につくとべとつきやすいです。

 

4.スティックのりの直径が1.8㎝くらいあるので、折り目からのりがはみ出すことがあります。乾けばべたつきませんが、仕上がりを重視するベテランさんからは、はみ出すのが気になるという声もあります。

 

【おススメ4】トンボ鉛筆 消えいろPITほそみ

メルマガの読者さんから使いやすいと口コミをいただいたのりです。

★ 特徴
外見は修正ペンのようです。のりは青色です。塗ると色がつき、乾くと透明になります。直径は8㎜。中身は2.2g。詰替えタイプがあります。

 

★ メリット 3つ 

 

1.直径が8㎜出小さいため、細かい所もきれいに塗ることができます。ベテランさん御用達といってもいいでしょう。

 

2.小回りが利いて塗りやすいので、動作が簡単でラクです。スティックのりが大きくて使いにくいというお子さんにも向いています。

 

2.のりが青色で、塗っている場所が分かりやすいため、はみ出さずにきれいに仕上げることができます。

 

★ デメリット 2つ
1.塗りやすいですが、強粘着のため、ひかりとり紙のパーツが丸まってしまうことがあります。飾りを仕上げた後、軽く重石をしてあげるといいです。

 

消えいろPITほそみは強粘着のため、部品がカールしてしまう傾向にあります。

 

2.普通のスティックのりよりは、ランニングコストがかかります。スティックのりと、テープノリの中間くらいです。

 

【おススメ5】ヤマト カラーグルースティック

メルマガ読者さんや、うっとりがみの折り師さんが使いやすいといっているのりです。

 

★ 特徴

 

外見は蛍光ペンのようです。のりは蛍光の黄色。塗ると黄色の色がつき、乾くと透明になります。

 

★ メリット 3つ 

 

1.直径が9㎜くらいでとても小さいので、 消えいろPITほそみ同様、小回りが利き塗りやすいです。細かい所もきれいに塗ることができます。ベテランさん御用達といってもいいでしょう。

 

2.のりが黄色で、塗っている場所が分かりやすいため、はみ出さずにきれいに仕上げることができます。
3.小回りが利き、力をいれずにスムーズに塗れるため、普通のスティックのりを使いづらいお子さんにも向いています。

 

★ デメリット 4つ

 

1.塗りやすいですが、強粘着のため、ひかりとり紙のパーツが丸まってしまうことがあります。飾りを仕上げた後、軽く重石をしてあげるといいです。

 

2.柔らかくて塗りやすい反面、力を入れると糊先がつぶれてダマになることがあります。ダマになると、黄色ののりが透明にならないことがあります。また、夏よりも冬の方がのりが硬くなりやすく、塗りにくくなるため、力がはいってしまいダマができるという報告もあります。のりの出しすぎに注意し、肩の力を抜いて優しくのりづけしてください。

 

3.動作はラクですが、粘着力が強いため、間違った時の貼り直しが少し難しいです。

 

4.普通のスティックのりよりは、ランニングコストがかかります。スティックのりと、テープノリの中間くらいです。

 

で、結局どののりが一番いいの?

答えはありません!相性のよいのりは人によって全く違います。同じくらいの歳の子どもでも意見が全く違うんです。

私は講座やワークショップをする時は5種類全部持っていきます。目の前に並べて好きなものを使ってもらいます。

子どもに食いつきがいいのは「ヤマト カラーグルースティック」ですね。蛍光ペンみたいな形をしていて、見た目もかわいいので、特に女子に人気。「〇〇ちゃんが持ってた!」というのも使いたくなる理由みたい(笑)

男の子はテープのりによく反応します。メカっぽい感じが興味をそそるのでしょうか。

見ていておもしろいですよ。

普通のスティックのりは人気がありません(笑) 大人からすると、コスパがいいものを使ってほしいんですけれどね(^^;

「で、KAYOさんはどののりを使っているの?」

・・・いい質問ですね!結論から言うと、5種類使い分けています。

試作品を作るとき・・・テープのり ドットライナー

 ⇒ 折模様を確認するのにさっさと貼り合わせられるから。仕上がりを気にしない時・スピード重視の時に使う。

ひかりとり紙を丈夫にしっかり仕上げたい時・・・スティックのり シワなしPIT S

 ⇒ 多少塗りにくくても、ひかりとり紙に厚みが出るというか、パリっと仕上がる。紙がよれない。広い面に塗る時は特に優秀。最初から完成品として美しく折り上げたい時には迷わずコレ。

 

細かい部分を塗るとき・・・カラーグルースティック・消えいろPITほそみ

 ⇒ 美しく仕上げる必要がある時、シワなしPITと併用で使います。単体で使うことはあまりないです。

特に細かい折り目にのり付けをする時に使います。のりの性能としては消え色PITほそみの方が優秀ですが、カラーグルースティックの方をよく使います。太さが手に馴染みやすいのと、のりの黄色が綺麗で気に入っているという完全個人的な好みによるものです。カラーグルースティックのデメリットを4つもあげておいて、結局使っていますね(^^;

でも、貼り直ししなくてはいけなさそうな鋭角な角度で折りが入る時や、ズレるとカッコ悪い部分を貼る時は貼り直し前提で消えいろPITほそみを使います。カラーグルースティックは剥がすのが大変ですから。

しわナシPITが手元になくて見つからない時・・・スムーズプリット

⇒ しわナシPITを誰かが持って行っちゃって、スムーズプリットしかないという時に使うことが多いです。文字通りとてもスムーズに塗れるのですが、怪力の私はすぐダマを作ってしまう傾向にあります(^^; あと、水分が多くてしっとりしているので、ひかりとり紙がよれやすい印象ですね。

おしとやかで優しく丁寧な作業をする人には万能なのりなのでは、と思います(^▽^)/

ちなみに、うっとりがみ折り師5名はこんな感じですよ。

カラーグルースティック・・・2名

しわナシPIT・・・2名

スムーズプリット・・・1名

 

比較一覧表であなたにピッタリののりがすぐ見つかる!

ちょっと見づらいので、画像を拡大して見てみてね。

5つのおススメのり比較一覧表を作りました。今までワークショップや講座で観察してきた様子をもとに評価しています。選ぶ基準は人それぞれ。仕上がりを重視する人もいれば、使いやすさを一番に考える人、価格をとにかく抑えたい人もいますからね。あなたの目的に応じて選んでみてください!

 

以上、ひかりとり紙と相性のよいおススメのり5つでした!!

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中村 香代

うっとりがみ製作総指揮。透かし折り紙を通して、無我夢中になれる楽しさと、美しいものにうっとりできる幸せをお届けしています。

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