【カンタン3ステップ】大きな窓に飾るときの色の決め方は?

基礎知識

「大きめの窓など広い面積がある場合、飾る作品の配色をどうやって決めたらいいか?」
これって、講座などでよく受講生さんがぶつかる問題です。意外に苦手な方が多いのですよね。

そこで、この記事では「色をどうやって決めたらいいか、わからない」という方向けに、カンタンに実践できる3つのステップをお伝えしますね。

少しの作品をちょいと貼って飾るならそんなに悩まないのですが、大きな窓にたくさん貼るとなるとちょっと話は変わります。特に、「誰かに観てもらう」などの目的がある場合(保育園や学校の図書室など)、あれこれ迷って悩ましいものです。だって、キラキラな景色を楽しんでもらいたいんですもの。

でも、安心してください。色が決められずに迷うことって、当然なんですよね。センスがないわけじゃなくて、決め方を知らないだけなんです。

そう、折るのと飾るのは別のスキルなんですね。

色をサクっと決めるカンタン3ステップ

というわけで、ズバリ結論から。

STEP1:テーマを言葉にする

STEP1は「テーマを言葉にする」。

ポイントはハッキリと言葉にする(書く)。ボヤッと頭で考えるのではなく、文字にしてください。頭の中で考えているつもりでも、考えているようで考えてないからです。

たとえば、こんな感じ↓

「春のお花畑のイメージ」とか「コテコテのTHEクリスマス」とか「北欧風」とかね。ざっくりでいいのです。

これなら、できると思うのだけど、どうでしょう? 紙の切れっぱしとかでいいので、書いてみて。

STEP2:テーマからメインの色を決める

STEP2は「テーマからメインの色を決める」。テーマを決めると、頭に何か絵が浮かぶはずだと思うのです。
その絵に一体どんな色があるでしょう?

「ピンクがいっぱいかも!」
「情熱の赤!」
みたいな感じでイメージして、「赤メイン」「ピンク系」など色の雰囲気を決めてみて。

ここで大事なのは、自分の選択を信じること。

STEP3:メインの色に合わせる周辺の色を決める

STEP3は「メインの色に合わせる周辺の色を決める」。

たとえばメインに赤を選んだら同系色ならオレンジ、黄色、ピンクなど。反対色なら緑や黄緑とかね。紅葉だから「オレンジ、黄色、茶色」とか。

↓ 同じ場所で似たような作品でも、色違えて飾るとだいぶ雰囲気かわるでしょう?

合わせる色を決めるのが難しいなら、実際に紙を並べて目で見て確かめて。

以上、色をサクっと決めるカンタン3STEPでした。

「なんだ〜それだけ?」って思うかもしれないけど、それだけです! 細かいことは他にもたくさんあるんだけど、何より、まずは「決める」をラクにしてあげる必要があるんですよね。

決めるのをラクにするには、最初に方向性(大きいところ)を決めるんです。それから小さいところへ落とし込んでいきます。ステップを細かくして手順通りに進めると、解決しますよ。

方法論はこれでオシマイ。

最後に「色が決められない人」の理由にはタイプがあるってことをお伝えして終わりにしますね。ここでは受講生さんによくある2大理由です。その2大理由どちらにも有効な方法をお伝えしておりますので、安心して3STEPをお試しくださいね。

よくある「色が決められない」2大理由

色が決められない理由その1

完成形を一発でイメージしようとしていて出てこない

このタイプに近いの場合、全部一度に決めようとしているわけで、それは誰にでも難しいことです。これが結局のところ、「全部あいまい」(決まっていない)になるんですね。だから、なんとなーく折り始めて、折ってる最中もずっと迷って、出来上がって飾るときもずっと迷うんです。なんなら、折ってから「やっぱりあっちにしておけばよかったかな?」と後悔する。

色が決められない理由その2

正解は何かをいつも探している

このタイプの場合、自分では決められないので、外へ答えを求めます。「型」「フォーマット」「テンプレート」があれば安心できることが多いので、それを上手く利用するといいです。うっとりがみのブログやインスタグラムなどに作例があるので、参考にしてください。

このタイプの人は折ってる最中に「あれもこれも」「こっちの方がいいかも」などなりやすく、脱線したり、ハリボテになったりしやすいです。なので、型を決めたらそれを信じて(決めた自分を信じて)、最後まで折ってみて。

「あー 自分はこっちだな」と思った方がありましたか?

ちなみに、この理由は透ける折り紙の飾りの色を決めるのに限ったことではありません。たぶん、あなたの日常の暮らしの中で同じパターンになっているかもしれませんので、ちょいと振り返ってみてくださいね!

まとめ

「大きめの窓など広い面積がある場合、飾る作品の色をどうやって決めたらいいか?」をカンタンに実行できる3STEPをご紹介しました。大きな面積の飾りを企画する場合、最初に方向性を決めておくのが成功の鍵になります。大きな方向性を決め、詳細へ落とし込んでみてくださいね!

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中村 香代

うっとりがみ製作総指揮。透かし折り紙を通して、無我夢中になれる楽しさと、美しいものにうっとりできる幸せをお届けしています。

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❄️そろそろクリスマスかざり❄️前回のシトリンにつづき、もう少し季節を進めて冬シーズンのデコ。作品は「氷片」。キリリとした氷の結晶を表現した見事な作品で、スリットと三角穴がかっこいいのです。そろそろクリスマスかざりの製作を始める頃ですから、氷片オススメですよ💓作品:Amazon出版「星と雪 Stars & Snow」よりP18「氷片/ Crystal」desinged by @crescentmoon616📣 うっとりがみ研究部はメルマガ読者さんだけのご案内です。ご興味ある方はプロフィールのURLからメルマガ登録をしてお待ち下さい(icloudメール、hotmailは壊滅的に届きませんので、他のアドレスでお願いします)bibibazz.com/p/r/RhqtbiRJ ... See MoreSee Less
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