2022年クリスマス講座の作品(ひかりとり紙/トランスパレントペーパー)

季節ものシリーズ

2022年うっとりがみクリスマス講座が無事終了しました!

出版直後のため、全国の透かし折り紙はじめてさん向けにオンラインで開催しました。ZOOM+SNSのダブルサポート。

「クリスマスにおうちをキラキラにしましょう(飾り付け完了)」というゴールを掲げ、11月上旬から12名でスタート。全9回ZOOMを行い、「少なくとも3回は来てね。来れる人は何回でもどうぞ!」でした。

だって、ブログや本を見ていても「どうすれば、『わたしのおうち』がキラキラになるのか?」の答えが書いてありませんしね。折るのと飾るのはまったく違う課題ですし。

はじめての方にとっては

「ひとりじゃ始まらない・進まない問題」

というのが発生しますから、その解決のためにオンラインで気軽に何度も顔を合わせ、疑問や迷いを片っ端から解消。また、途中経過をSNSのやりとりで確認しながら制作を見守りました。

12名全員バラバラの折り経験、おうちの環境も違うし、飾る場所も飾り方の好みもまったく違う状況。はじめて透かし折り紙に触れる方もたくさんいました。

中には、「本屋さんで折り方の本は買いましたが、まだ『ひかりとり紙』持ってないんです。どうすればいいですか?」と飛び込んで来た方もいらして(^^)

みなさん、いろいろでしたが、もちろん全員無事に終了いたしました!

受講生の作品紹介

みなさんの作品の一部をご紹介します👍

Aさんの作品

「ぎちぎちに貼りたいです!」というご要望だったAさん。ぴっちり貼ると、その分、たくさんの作品が必要になります。が、そんなに時間ない・・・の中、15センチ角のひかりとり紙で折った作品を投入して窓の専有面積を広げたり、作品のスキマにパーツだけ折ったものをちりばめたりして、完成!

カラフルな宝石箱のような仕上がりに。

こちらは、床の間がクリスマスコーナーに変身した作例。掛け軸がかかりそうなところに、クリスマスのタペストリがかかっていて、サンタさんもいっしょにいます。床の間の照明を上手く使い、赤・白・緑のクリスマスカラーのつるし飾りができあがりました。ナイスアイデアです!

Yさんの作品

CDを入れるウォールポケットを上手に利用した例。レースのカーテン越しだと、まるで空中に浮いているように見えるのがいいですね!
作品をシンプルにポケットに入れただけですが、これだけでクリスマスツリーとわかっちゃうのがすごい。

ひとつ出来上がったところで、次のウォールポケットにも制作が始まりました💗 こちらは赤と白を使い、雪型の飾りも投入してクリスマスの演出に大成功!

Mさんの作品

透かし折り紙はじめてのMさん。「障子枠を使いたいです」「クリスマスカラーを使いたいです」のご要望でした。24枠におさまる作品を選び、カタチと色のバランスを考えつつ、折りやすいものを投入。100均のカラー麻ひもが障子枠に雰囲気ぴったり。和な感じがサイコーです。着物との相性も抜群!

Hさんの作品

図書委員のお子さんたちと作りました。きいろ、あか、みどりの色選びがとても素敵。それぞれ長さが違うのも動きがあって見ていて楽しいですね。手近に揃う安全ピンやセロハンテープを使っているのが、なんともすばらしい。

 

おうちの窓に「大人っぽいカラーで」のご要望。もも、茶色、赤というシックなカラーをおすすめしました。大人っぽい色なので、貼り方も整列貼りにしてお上品に。茶色って意外な色ですけど、赤やピンクと合わせるとめちゃくちゃオシャレなのです。

Tさんの作品

「ブルー系のクリスマスにしたい」ということで、ひかりとり紙の「はいあお、みず、うすみず、白」を使って見事に雪を表現。パウチをして、パンチで穴をあけ、金具でつないでいます。長持ちするのがいいですね!

 

こちらもパウチで。ビーズをあしらって、かわいさ倍増。クリスマスボールがずらっとならんでいるように見えますね!

Nさんの作品

折れる時間があまり取れないとのことで、作品数少ないのに、表現勝負で見事にクリスマス感を出しています。テープを3本使っただけで、クリスマスツリーを表現するなんて、すごすぎる。他には、ウオールステッカーも併用して、クリスマス気分をプラスしたりアイデアウーマンのNさんなのでした。

Yさんの作品

「『まりも』と『オリーブ』(ひかりとり紙限定色)を使いたい」とのご要望。ひかりとり紙の中では濃い目カラーで少々使うのが難しい。だけど、大人っぽい赤と緑を見事クリスマスカラーとしてチョイス。まるでガーランドのように窓に貼ってあり、とても美しいバランスの作品ですね!クリスマス向けの作品がいっぱいです。

Kさんの作品

「クリスマスカラーでクリスマスツリーを作りたい」とのご要望。Kさん、あっという間に作品を仕上げ、講座中にどんどん制作が進み、さらにはお友達へプレゼントされていました。

Jさんの作品

本屋で「光の折り紙」を購入してくださり、透かし折り紙がよくわからないままご参加いただいたJさん。ご自分のことを「超超超初心者」と言っておられましたが、見てください、この作品たちを・・・↓

↑ 作品を100均のカーテンクリップに留めて障子の桟にひっかけています。高齢のお母さまのおうち用。

実は最初、お母さまのお部屋の天井からのつるし飾り、日当たりのよい窓へ貼る飾りを検討していました。
けれど・・・
ベットで寝ていらっしゃるお母様は「眩しいのが苦手で日中遮光カーテンを閉めっぱなし」「寝る時は横向きに寝るので天井に飾っても見れない」ということがわかりました。そこで、Jさん、なんと別の部屋の障子にひっかけ飾りを思いついたそう。

北側のお部屋のため、日当たりはそんなにないけれど、障子からほのかに透ける光でも十分楽しめる。それに、寝ているお部屋と別のお部屋に飾ることで、お母様が飾りを眺めるため、ベットから起きることが増えたようです。障子のお部屋に足を運び、お母様のその日の気分で作品を組み替えられる。腕を伸ばしてリハビリになるそうです。だって、クリップにひっかけてあるから、カンタンに飾りを変えられる(すごい!)。

左側の障子はお母さまがその日の気分で作品を組み替えられるようにしました。右側はJさんが季節の飾りを表現。母と娘のコラボが実現しました。Jさんがお母さまに寄り添って真剣に考えた結果生まれた作品です。「『母のお世話』から、『母と一緒に楽しむ』に変わりました」とJさん。感動💗

さて、そんなJさん、制作意欲に火がつきました🔥
次はご自宅の飾りがスタート。
ご自宅はとなりの家と壁が近く、日が差さないすりガラスの窓とのこと。ご自宅でのハードルも見事ナイスアイデアでクリアされました。

100均のクリスマス柄の紙皿を切り抜き、額縁のようにして、その中へ作品をIN。クリスマス感たっぷりで、ゴージャスな演出となりました!

透かし折り紙といえば、「直射日光が差す窓にたくさん貼る」が王道のような気がしますが・・・ハードルだらけのJさん、すべてを味方につけて楽しい作品を生み出されました。これでもう、超超超超初心者ではありませんね!
受講生のみなさんもJさんのお話に感動の嵐でした。

まどかさんの作品

研究部のまどかさんも参加してくれました。
うっとりがみ初期のころの作品「やまぼうし」と「ポインセチア」をクリスマスツリーのようにした作品。シンプルでかわいいですね!
ポインセチアをちいさいサイズで折ってあるので、やまぼうしが大きく目立っています。ナイスアイデア。

こちらはブランチツリーに100均のLEDライトをグルグル巻いて、やまぼうしをつるした作品。
大人シンプルな作品で、これは講座でも研究部でも大ウケです!

Yさんの作品

本屋さんで「光の折り紙」を選んでくれて、そのままLINE登録から講座参加してくれたYさん。透かし折り紙ははじめての状態で、初回の講座で「本はあるのですが、紙がなくて、どうすればいいですか?」という状態でいらっしゃいました。

そんなYさん、あっという間に透かし折り紙にハマりまして・・・

いきなり16枚作品を仕上げたかと思ったら、「アメシスト」を7.5センチ角1/4カットで折り上げてしまいました!
B3サイズの超大きなアクリルフレームをゲット、お仕事お忙しい中、講座の最終日までコツコツ折って飾りつけまで無事完了。すばらしいファイトでした(^^)

もうひとつはフレーム作品。
こちらも紙を小さく切って作ったそうです(すっかりハマっているYさん)。後ろのライトはキャンプ用のライト。こんな演出の仕方があるんですね!

Rさんの作品

先日、研究部に入ったばかりのRさん。
クリスマスカラーでつるし飾りをご要望でした。色や作品を決めると、サクサクと折り進め、素敵空間ができあがりました🙌

長さいろいろでつるすと、とても浮遊感がでますね。
白を多めにいれると、さらにフワフワ感を誘います。
夜の灯りを上手に利用した、クリスマスムードいっぱいの空間となりました。

 

 

 

事務局minaさん(飛び入り参加)

普段なかなか折る時間がないminaさん。クリスマス講座に飛び入り参加で、大好きな「もみじ」(ひかりあそび いろあそび・秋)と、そのパーツを使ったアレンジ作品が出来上がりました。

以上、クリスマス講座の作品紹介でした。

ひとりでははじめられなくても、みんなで一緒にはじめると勇気もアイデアも湧いてくる。

ひらめき、ときめき、きらめきは幸せのモト!
と、うっとりがみではオープン当時から言っておりますが、まさにそれを参加者みなさんが見せてくれた気がします。

みなさん、おつかれさまでした。

素敵な時間をありがとうございました!

 

 

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中村 香代

うっとりがみ製作総指揮。透かし折り紙を通して、無我夢中になれる楽しさと、美しいものにうっとりできる幸せをお届けしています。

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透ける折り紙の部活&講座「うっとりがみ」のページです。オンライン部活「うっとりがみPARTY(透かし折り紙研究部)」の活動や部員さんたちの作品、講座の様子を紹介しています。

3 days ago

うっとりがみ
🌅夕日の弱い光でもしっかり透けるひかりとり紙 🌅ひかりとり紙、夕日でもよく透けます。古い画像を整頓していたら出てきた1枚なのですが、撮影したのが「2021年11月23日16:31」となっています。冬至の1ヶ月くらい前ですから、日が暮れるのはたぶん17時前くらいと思いますがそれでもしっかり透けているのがいいですね。朝から夕方までよく透けるので、長い時間うっとりできますね🥰ひかりとり紙は薄くて柔らかく、ちょっと折りづらいところもあるかもだけど、透け感ならびに弱い光のときに放つ微妙なレトロ色がなんともいえません。ラブリーです🥰ちなみに、画像はEテレ「オリガミの魔女と博士の四角い時間」の撮影準備のときの1枚。長男が準備を手伝ってくれていました。懐かしい。📣 うっとりがみの講座・研究部はメルマガ読者さんだけのご案内です。ご興味ある方はプロフィールのURLからメルマガ登録をしてお待ち下さい(icloudメール、hotmailは壊滅的に届きませんので、他のアドレスでお願いします)bibibazz.com/p/r/RhqtbiRJ ... See MoreSee Less
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6 days ago

うっとりがみ
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1 week ago

うっとりがみ
🌼 枚数が多い作品を折るときのコツ2🌼折るコツというか、折り込み時ののり留めのコツですが枚数が多い作品ほど、折り込みにしっかりのりをつけたほうがいいです。なぜかというと、のりがついている部分とそうじゃない部分があると、次工程の折り込みのときに、のりのない部分が浮いてきて、紙がよれて上手く折れないからです。上級者の方はのり留めナシである程度まで折っても、折る技術そのものがしっかりしているので、あまり影響しませんが私も含めて、普通な人はそうはいかないので、やっぱりしっかりとのり留めしたほうがいいです。それに、できあがった作品を窓から剥がす時なんかも、のり留めが不十分な箇所から破れてきますしね。のり留めってたぶん、ちゃんとつけるかつけないかの差って1秒〜2秒の差だと思うから、そこ見逃さないでね。写真のアルデバランとか、まさにちゃんとのりづけしてあげて。作品:講談社 「透かしてうっとり 光の折り紙」アルデバラン P66 designed by @4__or_📣 うっとりがみ研究部はメルマガ読者さんだけのご案内です。ご興味ある方はプロフィールのURLからメルマガ登録をしてお待ち下さい(icloudメール、hotmailは壊滅的に届きませんので、他のアドレスでお願いします)bibibazz.com/p/r/RhqtbiRJ ... See MoreSee Less
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